読み切りコラム

経済同友会から子どもたちへ贈る言葉
「考える回路」を作るケースメソッドを
核としたMBA教育

更新日 : 2017/05/16

株式会社グロービス 経営管理本部本部
林恭子 はやし・きょうこ

筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士課程前期修了(MBA)。モトローラ、ボストン・コンサルティング・グループを経てグロービスへ。人材・組織に関わる研究や教育プログラムの開発を担当した後、経営管理全般を統括。またリーダーシップ、人材マネジメント、ダイバーシティマネジメント、キャリア開発、パワーと影響力等の領域を中心に、グロービス経営大学院での講義、および、企業研修、講演などを多数務める。経済同友会・学校と経営者の交流活動推進委員会副委員長も兼任。共著書に『【新版】グロービスMBAリーダーシップ 』(ダイヤモンド社)などがある。


外資系メーカーやコンサルティング会3社でキャリアを積み、人事担当のプロフェッショナルとして活躍していた林恭子さん。自身のキャリアアップのために、多忙な仕事のかたわら筑波大学大学院でMBAを取得。筑波大学のアカデミックな研究スタイルと、ケースメソッドを中心としたグロービス経営大学院の実践志向の教育スタイル。双方の特徴と違いについて語ってもらった。

キャリアアップをめざし、MBAの取得を決心

 私がMBAを取得しようと考えたのは、前職のボストン・コンサルティング・グループに在籍していたころです。人事担当として10年ほどキャリアを積み、多忙な毎日を送っていたのですが、年を重ねるにつれて「目の前の仕事をやっていただけでは限界がある。いったい自分はいかほどのもので、世の中でどれほど通用するものなのか試してみたい」と考えるようになったのです。

 部下の成長を感じたことも、大きな転機となりました。彼らは教えたことをどんどん吸収し、1~2年で見違えるような変貌を遂げていきます。それに比べ、私は一年前の自分とたいして変わっていないのではないか。よく「組織の器はリーダーの器で決まる」と言われますが、自分が漬物石のように上にのっていたら、部下たちは次のステージに上がれない。これからは、自分自身のためにも勉強しなくては、と強く思ったのです。

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