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超難関中学合格実績多数の大手進学塾室長akiraの今月のチェックポイント!

-12月にやるべき受験対策-

akira更新日 : 2017/12/01

akira
1972年、東京都生まれ。学生時代から塾講師として中学受験指導に携わり、大学卒業後は、塾業界に就職。2008年、関東圏の拠点校舎である現在の教室へ室長として就任。保護者や生徒に対するきめ細かいコミュニケーションを重視した教室運営を行っている。代表的な著作に「中学受験 小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール」(ダイヤモンド社)。


 

 中学受験塾の教室長をしています。akiraと申します。毎月、皆様の中学受験ライフを応援すべく、中学受験生にとってのお得なネタを提供していきます。

「テスト直し」のコツ(算数) その3

 親御さんがお手伝いできて、成績が上げられる効率のよい方法のひとつが「テスト直し」です。今回は「テスト直し」のコツ(算数)の3回目です。リベンジノート(テスト直し)の上級者向けの使用法です。先月の記事の「ビール片手にノートを作っていたお父様」に教えてもらった方法です。

 

ステップ1
まず、間違えた問題をピックアップします。その際に通し番号を振っておきます。
■問題の切り貼りと左上に通し番号

 

ステップ2
次に答え合わせがしやすいように、答えをメモっておきます。
■通し番号と解答のメモ

 

ステップ3
このあとに、番号をランダムに4問ほど選んでテストを作ります。重た目の問題ですから4問で50~60分で実施します(時間はあくまで目安です)。
このテストのことをお父様は「中テスト」と呼んでました。小テストよりはボリュームがあるし、普通のテストよりは問題数が少ないので「中テスト」ということのようです。
■問題をランダムに選んで「中テスト」を実施したメモ

 

 私がこの話を聞いて「いいなあ」と思ったのは、問題をランダムに選んでいる点です。人間は記憶をするときに、その覚えるものの周辺の情報も同時に取り入れます。例えば、テキストのあの辺に書いてあったなどの場所の情報です。「辞書のあのページ、右上のあたり!」という経験は皆さんもありませんか? ですので、同じリベンジノートで反復していると、この「場所」がインデックスになって解答を引き出している可能性があるのです。

 

 メモチェ(みくに出版の暗記用の教材、メモリーチェック)もそうですよね。順番にインプットしていきますから、前後関係で答えが導き出されている可能性があります。場所で覚えることは悪いことではないのですが、バランスの問題です。本当に理解しているかどうかチェックするにはこの中テスト(ランダムテスト)は有効だと思います。

 

 「すぐに成果がでないからといってコロコロ勉強法を変えないでほしい。少なくとも2か月はかかる。それでも芽が出ないこともあるが信じて続けてほしい」と前述のお父様はおっしゃってました。

 

 この方法を私の教室で紹介したところ、熱心なご家庭を中心にさっそく取り入れてくれました。そして、少しずつですが成果も出てきています。一度出てきた問題を必ずものにするだけでも成績は安定します。今、成績で伸び悩んでいる方は日々の勉強にこの「中テスト」を取り入れることをお勧めします。

 
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