文教大学付属中学校
共学校

高校2年次に台湾修学旅行を実施
メルボルン大学(THE世界大学ランキング33位)とクイーンズランド大学(同世界大学ランキング60位)2つの合格実績を導いた国際理解教育。
[ この記事のポイント ]
留学や修学旅行、中国語講座など充実した「グローバル教育」。
「トリニティーキャンプ」で心身ともに強い生徒を育てる。
学び続け、活躍できる人材を育てる「キャリア教育プロジェクト」。
可能性を広げる国際理解教育 台湾留学に向け語学講座を開講
2013年度より実施中の進学力向上をめざした改革の牽引役である星野喜代美前校長がシニアアドバイザーに就任。都立高校校長を歴任してきた戸田弘美氏が新校長となり、二人体制でさらなる変革をめざしている。自宅学習の定着をはじめ、国際理解教育やキャリア教育プロジェクト、放課後の「Bステーション (自立学習支援)」など、様々な「競争力強化プログラム」を展開しており、学校全体が活気にあふれている。
夢の可能性を広げる「国際理解教育」に注力し、2016年度には初となる台湾修学旅行を実施。現地の大学生と交流を行い、多様な世界を知る第一歩を踏み出した。また、欧米の大学とのWディグリーを取れる台湾の大学留学に向け、台湾人講師による中国語講座を放課後に開講。進学サポート体制を整備し、多言語・多文化に対応したグローバル教育の拡充を図っている。
中2、中3、高1を対象にしたオーストラリア短期語学研修(夏休み)に加え、中1と中2が中心のフィリピン・セブ島英語研修(春休みの7日間、希望者)も導入した。
「1日10時間、講師とマンツーマンレッスンで英語漬けの1週間を過ごす。精神的なトレーニングにもなり、〝強い心〟を育てることにも効果が期待できる」と星野氏。
2016年度には長期留学したことをきっかけにオーストラリアの大学進学を志望した生徒2名が名門クイーンズランド大学への進学が決まった。内一名はメルボルン大学(THE世界大学ランキング33位)にも合格している。「留学を終えた生徒は確実に伸びる。本校の語学研修と留学は、クイーンズランド州教育省の全面協力を得ており、受け入れ校の質も高い」と星野氏は、留学の意義を語る。