青山学院中等部
共学校

エントランスホールから見た大階段
教科センター方式の新校舎が完成!
理想の環境で、深い学びを実現
[ この記事のポイント ]
理想の教育を目指して「教科センター方式」の新校舎が完成。
選択授業や最新のICT設備の活用で多彩な能力を伸ばす。
キリスト教をベースに、リベラルアーツ型の一環教育を実施。
新校舎が完成 理想の教育がスタート
中等部の本校舎が完成。新しい環境での学校生活がスタートした。 (この後、メディアセンター、チャペルは、2019年完成予定)今回の新校舎建設にあたっては、理想の教育を目指して、長い時間をかけて教員が議論を重ねてきたという。
一番の特徴は、「教科センター方式」を採用したことだ。地下1階地上6階の校舎は、教科毎にフロアを分けて、それぞれの専用教室を設けている。専用教室の横のホームベースというスペースが従来のクラスルームになる。登校した生徒は、ここで授業の準備を行い、隣の教室で朝のHRを受ける。その後、自分の時間割に従って、目的の教室に移動していくスタイルだ。自ら授業を受けに行くことで、主体的に学習するという意識が高まる。また、移動の途中で異学年の生徒と交わる機会も増えるので、学校全体が生徒の出会いの場となり、人間関係が広がることも期待されている。
各フロアには、「メディアスペース」と呼ばれるオープンスペースがある。ここには、教科担当教員がその特徴を生かした展示をしている。生徒は教室間の移動の途中で、展示物や学年の違う生徒の様子を目にすることになる。また、先輩のレポートなどを見ることで、生徒は大きな刺激を受ける。つまり、ここは教員のメッセージを発信する場所であると同時に、生徒の感性に訴える種まきの場所でもあるのだ。