雲雀丘学園中学校
共学校

ソーラー発電システムを備えたエコスクール
チャレンジ精神旺盛で伸びやかな校風
“本物の学び”で学力と人間力を磨く
[ この記事のポイント ]
明朗快活な校風の中で、孝道に基づく人間教育と、体験的な“本物の学び”を実践。近年、偏差値が上昇を続けている。今春も国公立大学の合格者数が多く、2年連続、高3の約4割が現役で国公立に合格している。その根底にあるのは、初代理事長・鳥井信治郎の言葉「やってみなはれ」のチャレンジ精神だ。
一貫探究コースで切磋琢磨 現役生の4割が国公立大に合格
昨年度よりコースを「一貫探究」に一本化した。「様々なタイプが集う混合クラスの中で、伸びやかに成長してもらいたい。中学入試の結果で6年間のコースを決めるより、可能性を模索しながら目標を見つけ挑戦する、というのが本校の考えです」と入試広報部長の板倉教諭は語る。
当初の2年間は学習習慣の定着に重点を置き、中3からのチャレンジ期間では「サイエンス」「グローバル」「アカデミック」という3つの探究チャレンジから1つを選択し、コースでクラス分けをしない混合クラスで、個別の進路実現に向け各分野での学びを進めていく。
今春の進学実績では、国公立大学に141人が合格したが、うち79%の112人が現役生。また、関関同立には、のべ278人が合格。京大、阪大、医学系といった難関校合格者数も年々増加傾向にある。これらの成果は「どこの大学に何人ではなく、一人ひとりと真剣に向き合い、力を最大限に伸ばしていく指導」によるところが大きい。他に、大阪大学などとの高大連携によるシナジー効果で知的刺激を受ける機会も。進学のモチベーションを高めながら、受験に向かえる環境がある。