金蘭千里中学校
共学校

教員の高い指導力で知る喜び、学ぶ楽しさを知る
「まじめ」の先にある真の学び
確実に伸ばす不易流行の人間教育
[ この記事のポイント ]
師に憧れて門を叩く…そんな『私塾』『道場』のようなスクール環境。そこで展開されるのは、高い学力の習得はもちろん、自分らしく輝きながら次世代を生きぬく力、つまり“人間力”を磨くための教育に他ならない。バージョンアップを続けながらも、決して揺らぐことのない教育ポリシーとその中身を探る。
創立以来、揺るぎない理念を体現 学びの本質に迫る真の教育に注目
「まじめを、超えろ」。これが現在の教育スローガン。“全力でまじめに学んだ先に見える、本当の面白い世界へ導きたい”といった想いを込めている。同校OBで現場のトップとして3年目を迎える大中校長は「創立以来、大学進学や偏差値向上に留まらず、自分を表現できる仕事を得て、社会に役立つための教育を行っています。私たちの学校が何より大切にしているのは、一人ひとりの先々まで見据えた人間教育です」と建学の理念そのままに、教育理念について熱く語る。
6年前、中学入試制度の改革やクラブの大幅増設、野外活動の拡充など、計10項目にも及ぶ大胆な学校改革を行ったが根幹は不変。「生徒の成長を第一に考える教育方針が変わることはありません。その中で、時代や社会全体の環境変化に対応していく柔軟性は必要だと感じています」と中村教頭。現場のトップ二人から伝わってくるのは、まさに不易流行の人間教育。勉強する目的や意味は?勉強を通して将来どうなっていくのか?まさに、本質に迫ったリアルな学びが展開されている。