報徳学園中学校
男子校

中1生全員に一人一台タブレットを配付
根幹を成す「以徳報徳」の人間教育
多様な価値観の交差が心を成長させる
[ この記事のポイント ]
多様な個性が同じ空間で学ぶ「文武両道」を地でいく伝統校。報徳=スポーツ強豪校とのイメージも定着しているが、こと進学面においては例年、難関国公立・私立大学へ多くの卒業生を輩出。近年は、定評のある「国際教育」プログラムをさらに充実させ、グローバル人材の育成に全力を尽くしている。
各分野でベストを尽くせる人材に 建学の理念を核に据えた人間教育
二宮尊徳の教え「徳を以て徳に報いる=以徳報徳(いとくほうとく)」を建学の理念に持つ。ここで言う徳とは人が持つ “良さ”を指す。勉強やスポーツの能力等、それぞれ異なる己の徳を活かし、各分野でベストを尽くせるよう、優れた才能を発見し育成することが報徳教育の基だ。実際、キャンパスにはプロアスリートの卵から難関大学を目指す者が、日々机を並べて学ぶ姿がある。夢や目標こそ違うが、互いの価値観を認め合いながら切磋琢磨できる教育環境の下、個性や才能を伸ばす特性の異なる2つのコース制を敷いている。
「Ⅰ進」は、『国際感覚の養成』『確かな学力の習得』『クラブ活動推奨で文武両道の実現』をテーマにした学びを展開。タブレットを活用して基礎学力を確実に定着させるドリル学習等の工夫も満載だ。「Ⅱ進」は、志望校合格へと導く計算されたプログラムと豊富な受験ノウハウが詰まったカリキュラムに加え、大学の先へと続く将来を見据えた「グローバルキャリア教育プログラム」も好評だ。また両コースともに、新大学入試制度に向けた様々なプログラムを導入しており、受験対策も万全と言える。