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三輪田学園中学校
女子校

国語読書ではビブリオバトルも実施する
知識と思考に裏づけられた英語表現力
ICT教育でさらにパワーアップする
[ この記事のポイント ]
読書を通じて物事への思索を深め、考え表現する力を育む。
国内プログラムや海外留学で英語による発信力を高める。
パソコン教室がリニューアル。最新設備で充実のICT教育。
教科横断型の読書教育で 視野を広げることの醍醐味を体感
読書教育に定評のある三輪田学園。中1の国語の授業に読書の時間が設けられ、生徒は書物に広がる世界観や価値観に浸りながら知の扉を開いていく。こうして積み上げた知的好奇心は中3で取り組む卒業論文で花開く。論文執筆に際し、中3の社会科では読書がカリキュラムに組み込まれ、「人権・民主主義・憲法」「戦争・原爆」「公害・環境問題・核」「国際協力・ボランティア・福祉」の4ブロックの課題図書を読みながらテーマを絞り込む。テーマは実に多彩。日本の子どもの貧困問題といった国内の時事問題に着目した生徒のほか、課題図書で触れた『キング牧師』にヒントを得て、人種差別問題を取り上げた生徒も。当時の状況に思いを馳せながらテーマを掘り下げることで、世界に目を向けるきっかけにもなっているのだ。