目黒日本大学中学校
共学校

オンライン英会話の様子
日大準付属校のメリットを活かしつつ 国公立や難関私大など日大以上をめざす
[ この記事のポイント ]
内部進学とリンクする国公立型の勉強で日大以上をめざす。
部活に行事に体験学習、「楽しくなければ学校じゃない」。
算数1科入試を進化させ算理入試を導入。
日本大学への進学は確約
6年後にそれ以上をめざす
目黒日大こと目黒日本大学中学校は、日本大学の準付属校として78名の1期生を迎えた。
「彼らは想定以上に豊かな伸びしろがあり、手応えを感じています」と広報部長の天野正貴教諭。例えば英語は、イングリッシュデーやイングリッシュホームルームなど、高校の国際コースで培ったノウハウを中1から展開しているが、それにしっかりついてくる。実技科目においてさまざまな部分でALTは、英語で生徒に問いかける。懸命にその質問の意図を理解し、少ない語彙を駆使して英語で答えようとする積極性は、中1から導入した1対1のオンライン英会話の成果もあるだろうと天野教諭は分析する。中3の3学期には全員が1カ月のオーストラリア短期留学をする。そこまでに彼らの英語力がどこまで伸びるか楽しみだという。「本校に入学すれば、確実に日大に行けます。しかし生徒たちには常に、本当にそれでいいのか、と投げかけています。内部進学試験として高校3年間で計4回実施される『日本大学基礎学力到達度テスト』は、英、国、数、理or社の4科目のため、本校では、国公立型の勉強を基本とします。その上で、英語を強化し得意科目を伸ばせば、国公立大学や難関私大への進学も可能なのです。時間はたっぷりあるのですから」。同校には高3の10月にエントリーすることで日大と国公立大の併願も可能な制度もある。