東京成徳大学中学校
共学校

1校には3名まで。クラスには1人だけ
中3全員がニュージーランドへ学期留学 充実のICT教育が英語力をレベルアップする
[ この記事のポイント ]
ニュージーランドへの学期留学でつちかう国際力。
中1から留学直前まで、丁寧に育成していく英語力。
全教科でクリエイティブな思考を鍛える最先端のICT教育。
留学の目覚ましい成果が
必修プログラムの決め手に
中学3年生が全員NZへの3ケ月間の学期留学をする東京成徳大学中学校。中3の1月下旬から高1の4月上旬までの期間、オークランドとウェリントンのセカンダリー・スクール(日本の中・高にあたる)に留学する。現地では1人1家庭でホームステイしながら、正規の留学生として授業を受ける。3学期まるごとNZで学習し、生徒の視野と可能性を大きく広げる画期的なプログラムだ。
「留学プログラムは、本校の建学の精神“徳を成す”をからめた教育です。生徒たちが社会人になったとき、他者から信頼・評価を得るような実践力と、変わりゆく時代を生き抜く力を身に付けてほしい。本校はそのために必要な人格の完成の契機となる教育に取り組んでおり、学期留学は、それを実現させるプログラムなのです」と、副校長の中村雅一教諭。
同校は自由選択による学期留学を17年前から実施。スタートして10年後、約半分以上の生徒が留学を希望するようになった。留学を終えた生徒の成長には目を見張るものがあり、生徒会や体育祭などの行事で積極的にリーダーシップを取るように。かつ、大学受験へのモチベーションも高く、国公立大合格者は学期留学経験者が多かったり、GTECのグレードも4~5にアップしたりと、生徒たちが留学経験から得るものは大きい。そこで、多くの生徒に学期留学を体験させるために、必修にする方針に舵を切ったのだ。