富士見丘中学校
女子校

SGH甲子園の英語プレゼンテーション部門で最優秀賞
SGH指定校としての確かな実績を継承し
国際社会の諸問題に取り組む視座を育てる
[ この記事のポイント ]
1.多くの帰国生をはじめとした多様性豊かな学習環境。
2.STEAM教育の重要性に注目したいち早い対応。
3.国際社会で活躍するための多様な英語教育プログラム。
SGH指定校として多くの受賞を重ねた5年間
富士見丘中学高等学校は、2015年度から文部科学省によりスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受けた学校だ。国内外の成果発表会で連続受賞し、2019年度SGH甲子園においては研究成果プレゼンテーション部門(英語発表)で最優秀賞を獲得するなど、ひときわ成果を上げてきた。
昨年度で指定期間は終了したが、「先輩の実績を見てきた下級生も着実に力を伸ばしています。教員のスキルも上がりました。この学びの継承は私達の大きな財産。SGHで取り組んできたことは今後もすべて継続します」と白鶯訓彦教頭は話す。
この学校の特色のひとつは生徒の多様性だ。世界各地での入試を経た帰国生は約2割に及ぶ。その他、意思と意欲を評価するWILL入試、スポーツの力を伸ばすグローバル・アスリート入試など多様な入試形態により、さまざまな個性を取り込む。
「休み時間には英語での雑談も普通です。ダイバーシティ豊かな環境で互いに切磋琢磨することが、学びへの相乗効果を生み出しています」
もともと、世界の人々と協働しながら地球規模の問題解決に取り組んでいける、国際性豊かな女性を育てることをめざしてきた学校である。SGH指定以前からの数多くの取り組みも全て、今の高い評価へのベースになっている。