東京純心女子中学校
女子校

中1「探究型学習」では、世界の国調べを通して、資料の読み方から発表、振り返りまで6つの問題解決プロセスを学べる
「適性検査型」「タラント発見・発掘型」
2つの新入試で探究型学習が大きく進化
[ この記事のポイント ]
2013年に導入した「適性検査型入試」で積極的に活躍する生徒が増えている。
今年度から新たに「タラント発見・発掘型試験」を導入。
純心オリジナルの「探究型学習」で生徒たちの「自ら学ぶ力」を強化。
新しい入試制度の導入で 多様な生徒たちの士気を高める
本年度から新たに「タラント発見・発掘型入試」を導入した東京純心。この入試では、筆記試験のほか、今まで自分が頑張ってきたことについて自己アピール作文を書かせ、面接をすることで、人の話に耳を傾け、まとめ、論理立てて伝えることに意欲のある生徒を見つける目的があるという。
その理由について入試広報部長の髙橋正教諭は、「本校では2013年に適性検査型入試を導入した結果、資質の異なるそれぞれの生徒が同じ教室で切磋琢磨しあい、学習面だけでなく、人間関係においても予想以上の相乗効果が生まれています。教室の中に多様な素質を持った子どもたちがいてほしいと願っていますが、今は人間関係の構築に一手間も二手間もかかる時代。そうした人間関係をまとめて集団を活性化させ、その士気をプラスに変えていける力を持った生徒を見つけたいという思いがあります」と語る。