追手門学院中学校
共学校

今年完成した新キャンパスのコンセプトは「いつでも、どこでも学べる」。先進的な教育がスタートしている
「いつでも、どこでも学べる」
成長を加速させる最新キャンパス
[ この記事のポイント ]
昨年創立130年を迎えた伝統校。「自らの成長のために努力し、培った力を社会のために役立てる」を意味する「独立自彊・社会有為」を教育理念に掲げている。最大のトピックは、キャンパスの全面移転。「いつでも、どこでも学べる」をコンセプトに据えた、新しい学び舎での先進的な教育が、今春からスタートしている。
これからの社会で必要な素養を獲得 新キャンパスで始まる次世代型教育
1888年(明治21年)、西日本で初めて“私立”小学校を創立したのが、学院の原点。その後、「独立自彊・社会有為」を教育理念に掲げ、「豊かな社会性を持った人材育成」を実践。こども園から大学院までを有する総合学院へと発展を遂げ、昨年創立130周年を迎えた。そんな節目に合わせて進めてきた新キャンパスが竣工。今年から、次世代型の教育を推進する新しい学び舎へとステージを移している。
この新校舎建設に際しては、4年前からプロジェクト委員会を立ち上げ準備を進めてきた。2020年から始まる新しい大学入試制度を睨みながら、変化が著しい現代社会で生き抜く力を養うために必要な教育ステージのあるべき姿にフォーカス。さらに、利便性や機能性、安全面等、生徒にとって何が一番大事であるかを考え抜き、キャンパスイメージを具現化。先進的なエッセンスをふんだんに取り入れた教育の中身について、早速見ていこう。