園田学園中学校
女子校

最新の学習環境を整えた新校舎で学ぶ
創立80周年の節目に教育環境を一新
ICTと伝統を融合した次世代の学び
[ この記事のポイント ]
「女子教育の振興」を目的に、1938(昭和13)年に前身の園田高等女学校が創立。以来、建学の精神「捨我精進(しゃがしょうじん/相手の身になって考え、仲間と協力して幸せな社会をつくるために努力する)」を地でいく教育を実践。知性と品性、豊かな情操を身につけ、健康で活力あふれる女性を育成している伝統校だ。
ICT環境を整えた新校舎 夢の実現へより深くアプローチ
「明るく、清く、正しく、強く」を校訓とし、地域に根ざした女子教育を行っている。昨年、区切りとなる創立80周年を迎えたが、そのタイミングに合わせて学びに一層打ち込める学習環境の整備に努めてきた。そのひとつが、一人一台のタブレットを活用し、アクティブラーニングの視点を取り入れた授業を各教科で展開。「調べる」「まとめる」「発表する」といった総合的な表現力の育成に役立てている。「英語では、録音機能を駆使した課題により、リスニング力、スピーキング力が格段に上がりました」と繁教頭。今後もタブレットを積極的に活用し、学力向上に役立てていく。
続くトピックスは、新校舎の竣工。全施設にICT環境を整え、東側校地には部室棟、サブホールを設置した。また、自然換気システムを導入し、常にフレッシュな空気を吸いながら楽しく勉学に励める環境へとバージョンアップ。「創立時から続く園田学園教育の本質はそのままに、時代の変化にも柔軟に対応しています。この先も、生徒と共に成長する学校を目指し、独自のムーブメントを作っていければ」と古田校長。その言葉通り、伝統と先進的な取り組みの両輪で、一人ひとりの夢の実現を後押ししている。