大谷中学校
女子校

静かで落ち着いたロケーションに校舎を構える
難関国公立大を含む高い現役合格率
女子の特性を熟知した教育が個を伸ばす
[ この記事のポイント ]
浄土真宗の僧侶・左藤了秀校祖の「命を育む女性にこそ、学問と感謝の心を育てたい」の思いを引き継ぎ、今年創立110年を迎えた。伝統の情操教育に加え、進学面でも難関国公立大学に多数の現役合格者を輩出する等、一人ひとりの進路実現に注力。女性の特性を熟知したきめ細かなサポート体制が光る。
伝統の宗教的情操教育を貫き“高い教養と豊かな魂”を涵養
校訓は「朝(あした)に礼拝 夕(ゆうべ)に感謝」。登下校時には全生徒が校門で一礼する。「今日も一日お願いします」「今日も一日無事に過ごせました」という感謝の心を表す習慣のひとつだ。毎日の朝礼と終礼では、瞑目や校訓唱和、讃仏歌斉唱、合掌などを行う。また「東本願寺一泊研修」「お花まつり」「報恩講」といった宗教行事を通して、生徒に「命の大切さ」そして「報恩感謝」の心を伝える。
校祖・左藤了秀の理念「次世代の命を育む女性にこそ、高い教養と豊かな魂を」は時代を超えて、不変の真理として教育実践に脈々と引き継がれている。同校の生徒が「素直で協調性があり、何事にも積極的に取り組む姿勢を持つ者が多い」と言われるのもうなずける。