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大阪信愛学院中学校
女子校

全館Wi-Fiを完備し本格的なICT教育を推進
豊かな心を持った芯の強い女性を育成
個々の力を伸ばす新たなコースが始動
[ この記事のポイント ]
創立135年、大阪府下屈指の伝統を誇るカトリック校。建学の精神『キリストに信頼し、愛の実践に生きる』の下、命を育む女子教育の実践に努めてきた。今年度、さらなる学習環境の充実を目指し、中高一貫コースの学習プログラム、英語教育を一新。一人ひとりの願いを叶えられる“学びの場”を提供している。
「自分を信じ、他者を愛する」豊かな心を育む信愛メソッド
校名の「信愛」は、自分を“信”じ、他者を“愛”することの大切さを説いた言葉。そうした豊かな人間性を育む教育のベースにあるのが「祈る心」「学ぶ心」「奉仕する心」「和する心」「賛美する心」からなるキリスト教の教え。心の揺れ幅が大きくなる思春期は、つい個性や自己主張が独り歩きしがちだが、黙想タイムや読書の時間、教員が持ち回りで行う講話等、様々な角度からのアプローチを通して、一人ひとりの心にやさしさや思いやり、自己肯定感を根付かせていく。
「自分と向き合う時間をもつことで、考えを律し、行動を改善する力が自然と備わっていきます」と矢嶋教頭。昼休み後の授業前に、気持ちをリセットするタイミングで行う5分間の黙想タイムを取り入れて以降、生徒の行動や学習姿勢に明らかな変化が見られたという。心穏やかに、高い集中力を保ったまま授業に臨めるからこそ、脳の活動も一段と活発に。気持ちをセルフコントロールできる術は、社会に出てからも大いに役立つはずだ。