洛星中学校
男子校

先を急がず基礎から丁寧に学ばせていく
完全六年一貫の全人教育を軸に、高い学力とヒューマンスキルを養成
[ この記事のポイント ]
「キリスト教カトリック精神に基づく“全人教育”によって、心と頭と体のバランスのとれた人間を育てる」が教育方針。全員参加必須のクラブ活動、数多い学校行事、道徳心を養う宗教行事など焦らず急がず、完全六年一貫校だからこそ可能な、ゆとりあるカリキュラム構成の中で、生徒一人ひとりの成長をやさしく見守っている。
40近くあるクラブ活動 心と体の居場所が必ず見つかる
すべての人は神から愛されている。その神から授かった知能と体を磨き続けること、さらに自分と同じように神から愛されている他者を思いやる気持ちが大切である。これが、同校のキリスト教に基づく全人教育の考え方だ。阿南校長は折に触れ「人の痛みに気付く人、学ぶ楽しさを知る人になって欲しい」と語りかけている。そうした道徳心を毎週設定している宗教の授業や、宗教行事を通して丁寧に心に浸透させていく。
また、「自分の居場所が見つかるように、たくさんのクラブを作っています」と阿南校長。クラブは文化系・運動系合わせて40近くあり、自分たちで同好会を作ることも可能だ。高2まで全員がいずれかに所属しており、放課後は学校全体に元気な声が響きわたる。