東京成徳大学中学校
共学校

Apple Distinguished Schoolの認定証を持つ木内秀樹校長
ICT教育、全員必修の海外留学を通して
グローバル社会を生きる力を伸ばす
[ この記事のポイント ]
1.ICT教育の取り組みを評価され、Apple社からADS認定。
2.中学3年で全員参加の3ヶ月間ニュージーランド留学。
3.大学入試改革を見据え、実践的な英語力を養う。
1人1台のiPadを用意創造力を養うICT教育を推進
グローバル化が進む未来を生きぬくには多彩な情報を的確に処理できるスキルを備えた人材が必要とされる。そのような能力の基礎を10代のうちに学習できることは将来、大きなアドバンテージになるに違いない。東京成徳大学中学校では中学校1年生1学期からiPadを一人1台用意し、すべての授業で活用している。日常的にiPadに触れて使用する環境が整っているのだ。しかし、ICT教育では単なるスキルの習得にとどまらない。レポート作成や発表の場、自習などでタブレットを活用することにより、問題解決能力や創造力を引き出す教育を推進、その結果、中学1年から自ら課題を見つけ分析し、解決する能力が確実にアップしていく。
こうした取り組みが高い評価を受け、2018年にはApple社からApple Distinguished School(ADS)の認定を受けた。2018年12月現在、この認定を受けているのは日本の中高では4校しかない。ADSの認定を受けると世界各国のADS校と交流でき、Apple社が提供する宿泊施設を利用して、同社が開催するICT関連の講習を受けることもできる。
なにより、今回、認定を受けたことは生徒たちの自信を深め、〝やる気”にもつながっている。