共立女子中学校
女子校

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グローバル社会で役に立つ
豊かな知識と教養を幅広く実践的に学ぶ
[ この記事のポイント ]
1.「国語表現」の授業で、日本語での表現力も強化。
2.5教科だけでなく芸術科目など実技系教科も重視。
3.留学生との交流など共立女子大学との連携。
グローバル化の進む現代でこそ必要とされる「国語表現」の力
共立女子では、全員が取り組むオンライン英会話課題やブリティッシュヒルズ宿泊研修、希望者対象のカナダやニュージーランド、オーストラリア、シンガポールへの語学研修のほか、高校選択科目として中国語とフランス語を設置するなど、以前からグローバル教育に力を入れてきた。その一方、昨年度からは「国語表現」の授業にも注力している。「例えば、外国人に日本語で何かを説明する際には技巧的な表現より、明確に意図を伝えることが必要です。本校では、状況に応じた表現方法をクラスを二分割で行う『国語表現』で学びます」と国語科で広報部主任の金井圭太郎教諭は話す。日本で働く外国人も増えるなかで、日本語のグローバル化はますます進むだろう。本来の「曖昧で含蓄のある日本語」と、外国人が学ぶような「わかりやすい日本語」の違いを知り、様々な文章の型を学び、創作・発表することによって、書く力と話す力を強化できる。それは、AOや推薦入試の対策になるだけでなく、社会でも今後必要とされる力を身につけることにもつながるはずだ。