共立女子中学校
女子校

ブックトークなど大勢の前で発表する機会も多い
幅広い知識と教養を身につけ
主体的に人生を切り拓ける女性を輩出
[ この記事のポイント ]
関わる力・動く力・考える力・解く力の『4つの力』を養う。
「4+2システム」で、4年間は教養教育も大切にする学びの多様性。
グローバル教育、表現力の育成にも注力。
思考力、表現力の育成を目的に 一部、記述型入試を導入
「女性の自立」が建学の精神。創立以来130年間、女子キャリア教育のパイオニアとして、社会に貢献し、主体的に人生を切り拓ける女性を輩出してきた。“時代を超えて輝き、翔ばたく女性”を育てたい生徒像とする。
「そのために必要な力として、当校では、関わる力・動く力・考える力・解く力という『4つの力』の涵養に注力しています。これらは、2020年の入試改革で必要とされる力でもあります」と児島博之校長。
新しい取り組みとして、28年に一部の日程で記述型入試を導入。合科型論述テスト、算数、面接を組み合せ、知識だけではなく思考力や表現力を問う形式は話題を集めた。29年からは公立中高一貫校と同じ2月3日に日程を変更。記述型入試に挑む子どもたちの可能性と伸びしろに期待し、「あくまで共立女子を第一志望の受験生の中から違う側面で選びたい」(児島校長)という。
記述型入試の導入は、知識をベースに思考力と表現力を備えた生徒を本気で育てていく、という共立女子中のメッセージでもある。