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花園中学校
共学校

仮想空間をリアルに感じられるVRディスプレイ「zSpace(R)」
“禅×グローバル×ICT”
確信を抱いてネクストステージへ
[ この記事のポイント ]
『禅』と『グローバル』を主眼に置いた唯一無二の教育プログラムをスタートさせてから早くも3年目に突入。新たな校風もすっかり定着した中、その期待値は毎年上昇を続ける競争倍率にしっかり表れている。臨済宗大本山・妙心寺を母体にもつ花園が仕掛ける“真の国際人”を育てる教育プランに注目したい。
禅の教えを根幹に据えた教育で真の“グローバル人材”を育成
「随処に主となれば立つ処皆真なり」。これは禅の言葉で「いつ、いかなる場合においても主体性を持って臨めば、そこが真実の場所になる」という意味になる。本格的なグローバル社会を迎えた今こそ、このフレーズに学ぶべき方向が示されている。こうした時代の流れを受け、新コースのスタート2年前にコース改編に着手した。
「スーパーグローバルZENコース(以下、SGZコース)」は、世界ランクトップ50位以内の海外大学を進路目標に捉えたコース設計で、細部に至るまで緻密に考えられた“グローバルスタンダードな学び”が6年間展開される。
「ディスカバリーコース(以下、Dコース)」は、国内の難関大学を目指すカリキュラムをベースに、探究心をくすぐる仕掛けが満載だ。「禅をベースにした教育プログラムに対する期待値が競争率にも表れています」と両コース創設の構想段階から携わってきた中村副校長。「世界的に有名なビジネスパーソンやアスリートなど、世界の成功者は禅に学び、挑戦を重ね多くの偉業を成し遂げています。その根幹にあるのが、禅のマインドです。新コース開設以降、成績面のみならず、授業に向かう姿勢、立ち居振る舞い等を目の当たりにして、期待は確信へと変わりました」と福田校長も続く。