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京都橘中学校
共学校

自然豊かな京都・伏見桃山陵に位置するキャンパス
年々レベルアップを続ける「Vコース」
さらなる発展を目指し次なる一手に着手
[ この記事のポイント ]
創立116年の伝統を誇りながら、中高一貫教育を行う「Vコース」を立ち上げたのは9年前と、意外にも歴史は浅い。しかし侮るなかれ。第1期生から今春卒業した3期生まで、国公立大・難関私大への合格率が年々アップ。学力向上と人間力向上の両輪で人づくりを実践する注目の共学校だ。
学校生活を全力で楽しめるよう“生徒ファースト”の改革を推進
「Vコース」開設以降、素晴らしい大学合格実績を叩き出しており“進学校”のイメージも定着してきたが、決してそうではない。サッカーや吹奏楽をはじめ、全国レベルのクラブ活動が盛んな同校。「クラブ活動で得る仲間との絆や時間は、かけがえのないものです」と三輪校長。「現状は土曜3限で授業をしていますが、公式試合等で休まざるを得ない生徒が毎週一定数出てきます。それによって勉強が遅れ、進路を諦めてしまう…そうならないよう、勉強もクラブも上手く両立できるようにしてあげたい」との思いから、来年度より月2回土曜を休校日とする。減少する授業時間数については、7限授業を週3日、土曜授業を4限に増やすなどし、現状維持を図る。
また、多様な進路希望に対応するための改革にも着手。来年度Vコースに入学する生徒が高2へ上がるタイミングで、文理選択による進路別クラス編成へと変更する。同時に、高校からの外部入学生と合流し、志望校合格を目指し、文武両道を実践していく。