開明中学校
共学校

周辺エリアのランドマークともなった新校舎
国公立大学への合格率が60%以上
「楽しさ」と「感動」が進路実現のカギ
[ この記事のポイント ]
建学の精神「研精して倦(う)まず」を翻訳すると、「何事にも全力で励み自己を磨く」という意味。その言葉通り、確固たる学びの中でまっすぐ未来に向かっている生徒の姿がある。創立100周年での新校舎完成以降、志望者数が一段と増加。最新の学習施設が整った環境下で、のびのび勉学・行事に励む。
英検取得の取り組みが認められ「文部科学大臣賞」を受賞
グローバル化がますます加速する社会背景を鑑みて、英語教育をグレードアップ。中1ではオンライン英会話を導入し、まず「話す・聞く」の楽しさを体験させる。それと併せ、数人のグループで英語教員とコミュニケーションを楽しむ「昼休み英会話」も実施。英語に対するハードルを下げることで、通常の教科学習の後押しとなり、英検取得にチャレンジする生徒が急増。中2で準2級取得に挑戦する生徒も多い。「実体験を通して、学ぶ楽しさや喜び、感動を味わってもらい、視野の広がりや知識の深まりを感じてもらいたい」と早坂校長。こうした取り組みは語学力習得のみならず、公益財団法人日本英語検定協会より「平成29年度・文部科学大臣賞」を贈られる等、社会的評価も受けている。
他に、京都や奈良の観光地へ出向いて、外国人観光客に英語でインタビューする校外学習、留学生を連れての観光案内や、「大阪イングリッシュ・ビレッジ」の活用など、コミュニケーション能力を伸長させる多彩な行事やイベントを実施。学ぶ楽しさや喜びがそこにあるからこそ、高いモチベーションの中で主体的に能力を身に付けていける。結果として、新大学入試制度で問われる「英語の4技能」も自然と備わっていく。