追手門学院中学校
共学校

2019年に新キャンパスへの移転が決定。新しい歴史がスタートする
2019年春、全面移転決定
最新キャンパスで新たな学びが始まる
[ この記事のポイント ]
教育理念は「独立自彊・社会有為」。「自らの成長に向け努めて励み、培った力を社会のために役立てる」という意味だ。創立から130年、脈々と受け継がれてきたこの理念を時代に合わせた形で実践するための“新たな学び”を構築。来年春、新キャンパスで展開される先進的な教育カリキュラムに注目が集まる。
創立130年の伝統を礎に“未来をつくる”新教育に挑戦
歴史は古く、1888年(明治21年)に西日本で初めて“私立”小学校を創立したのが、学院としての出発点。その後、こども園から大学院までを有する総合学院へと発展を遂げ、今年で創立130周年を迎える。学院全体で「独立自彊・社会有為」の共通理念を掲げ、心の教育を重視した「社会のリーダー育成」を行っている。
そんな同校最大のトピックは、創立130周年記念事業の一環として実施するキャンパスの全面移転プロジェクトだ。中学・高校の全体と大学の一部が含まれ、すでに着工している。新校舎建設にあたっては3年前に委員会を立ち上げ、これまでの教育の総括と新大学入試制度等を踏まえ、これから「育てていきたい生徒像」を設定。その導線上に、利便性や機能性、安全面等、様々な面からの検討を重ね、キャンパスイメージを具現化。このような想いを込めて出来上がる“新キャンパスでの学び”について詳しく見てみよう。