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賢明女子学院中学校
女子校

知的好奇心に満ちた、笑顔あふれる日々の授業
次の節目に向かって動き出す
「リヴィエプロジェクト」に注目
[ この記事のポイント ]
修道会の創立者であり、賢明女子学院の“母”でもあるマリー・リヴィエの教え「一人ひとりの内にある可能性や個性は何よりも尊いものである」を今の時代に落とし込んだ「リヴィエプロジェクト」を今年度からスタートさせた。穏やかな校風はそのままに、新たに構築された指導体制について紹介していこう。
スクールモットー「The Best」を体現するリヴィエプロジェクト
「自己を知り、他者との違いを認め合う」。キリスト教を代表する「隣人愛」の精神に基づいた教育を実践するカトリック校だ。「生徒には、周りの人たちを優しく照らす“燈台の光”のような存在になってもらいたい」と松浦校長は言う。いつどんな状況であっても、最善を尽くすことで周囲に希望と輝きを与える――そんな強さと逞しさ、そして優しさを備えた輝くハートを育てていくために、今年度より「リヴィエプロジェクト」と銘打ち、指導体制のさらなる強化を図っていく。
代表的な取り組みとして、新たにスタートさせたのが「クロススタディ」だ。アカデミックで専門的な学習を軸に、教科書やクラスの枠を越え「自然科学」「人文社会科学」「芸術」の特定分野にフォーカスした授業を展開。好奇心を刺激し、「学びたい」「知りたい」の動機付けを行うことで、視野はどんどん広がっていく。それと同時に“この先、何を学びたいのか”自身の将来をイメージさせる。当然、それぞれで興味や目指す方向は異なるが、すぐ隣には自分の可能性を信じて頑張るクラスメイトの姿がある。互いの価値観を認め合い、切磋琢磨できる環境の中で、スクールモットーである「The Best」の実践を通して、心身ともに大きく成長を遂げていく。