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大阪信愛学院中学校
女子校

一新された人気の制服
『信じ、希望し、愛深く』
校名も新たに、次の伝統を重ねていく
[ この記事のポイント ]
長年「大阪信愛女学院」の名で親しまれてきたが、今年度より小学校の共学化を機に「大阪信愛学院」へと改称した。とは言え、創立134年を誇る大阪府下屈指のカトリック女子校としての根幹は揺らぐことはない。『信じ、希望し、愛深く』の教育テーマに基づいた“新しい教育”にフォーカスする。
「自分を信じ、他者を愛する」 キリスト教がベースの心の教育
キリスト教の教えに基づく徳育として、「祈る心」「学ぶ心」「奉仕する心」「和する心」「賛美する心」を軸に、『命を育む女子教育』を行っている。「信愛の名の通り、信じること、愛することに希望を込めて欲しい。今年の教育テーマは『信じ、希望し、愛深く』です」とシスター・柿山校長。
3年前の校長着任以来、挨拶運動や昼休み終了後の黙想タイムなど、心を一段と豊かにする新たな取り組みを次々にスタートさせた。今では校内にすっかり定着し、教員が指示を与えるまでもなく、自ら率先し能動的に活動する生徒の姿があるという。「自分を信じ、他者を信じることで自分自身をもっと好きになれます。そうすることで、一層他者を愛することができます」。