武蔵中学校
男子校

学園を流れるすすぎ川
社会の課題があぶり出される中
変わらないために変わり続ける
[ この記事のポイント ]
校外活動はもちろん、授業でも入試でも本物に触れる。
グローバル化への対応には30年近く前から取り組んでいる。
変化の激しい時代を生き抜くことのできる人間を育てる。
本物に触れる教育で 自調自考の姿勢を育てる
「自調自考」を理想に掲げ、「本物に触れる教育」を実践する武蔵。理科の入試問題では例年「おみやげ問題」が出題される。問題用紙と解答用紙とともに、ネジや磁石など実際の〝モノ〟が配布され、それをその場で観察しながら解答する。入試においても、本物に触れ、自ら考えることを要求するのだ。試験が終わったら〝モノ〟を持ち帰ってよいので「おみやげ問題」と呼ばれる。
山上学校、海浜学校、地学巡検、天文観測など校外学習が充実しているだけでなく、古文などでは原典に当たる、生物では校地内の豊かな自然を活用するなど、普段の授業の中でも本物に触れる。