淑徳巣鴨中学校
共学校

生徒たちが一番の自慢です(スターオブシュクス掲示板の様子)
夢の実現に意欲を燃やせる環境を整え
生徒一人ひとりの個性と才能を伸ばす
[ この記事のポイント ]
1. 5学期制の採用で習熟度を上げ、誉めて伸ばす教育。
2. 解答だけでなく思考力の基礎と展開を問う未来力入試。
3. 感恩奉仕を校訓とし感謝と他者への思いやりを育てる。
生徒の長所を伸ばす教育が 安心感と学習意欲につながる
教育の基本方針は「Wish&Will」。「意思」と「意志」を意味し、将来の夢を定め、実現に向けて努力する姿勢を育む教育を意味する。失敗にくじけず、楽しく学び続けられるよう、小さなことでも誉めて伸ばす教育が行われている。
正門を入るとすぐの掲示板には満面の笑みを浮かべる生徒達の写真が掲示されている。写真には「スターオブシュクス」とある。彼らは様々な場面で可能性を感じさせてくれる生徒達だ。単に成績だけではない。スポーツ、委員会、日直、掃除等々、日々の学校生活で生徒達が「頑張った」ことを評価し、表彰しているのだ。教師が常に生徒の行動を気にかけ、長所を見つけ伸ばそうという温かな眼差しが感じられる。
「誉めて伸ばす」を方針としている同校ならではの試みだが、生徒達にとっては自分が認められているという安心感、そして達成感につながる。それは学習に対する「やる気」の原動力にもなっているのだ。