東京純心女子中学校
女子校

多様な個性は探究型学習のレベルをアップ
3つの入試→探究型学習+探究型英語教育
様々な個性を開花させる新教育システム
[ この記事のポイント ]
1. 「タラント発見・発掘型試験」でキラリと光る個性を持つ生徒を発掘。
2. 純心オリジナルの「探究型学習」で生徒たちの「自ら学ぶ力」を強化。
3. 「実践的英語教育」で、グローバル社会で求められる英語力を育成。
タラント型入試の導入により クラスメートの結束力が強化
2017年度から「タラント発見・発掘型」入試を導入した東京純心。この入試では、筆記試験のほか、今まで自分が頑張ってきたことについて自己アピール作文を書かせ、面接を行って合否を決める。
同校では、教室の中に多様な素質を持った生徒たちがいてほしいとの考えから、キラリと光る個性を持った子どもを見つけるタラント型入試を導入した。資質が異なる生徒が同じ教室で切磋琢磨しあい、学習面だけでなく、人間関係においても予想以上の効果が生まれている。たとえば、従来の私立型入試の生徒は、学習に対する集中力に優れ、コツコツと努力を積み重ねることを厭わない。適性検査型入試の生徒は、文系や理系といった枠を越え、知識の輪をつないで論理的、発展的に考えを構築することが得意。タラント型入試の生徒は、何事にも物怖じしない積極性やコミュニケーション能力をフルに発揮し、他者と積極的に関わろうとする姿勢が見られる。「タラント型の生徒が加わることにより、今まで考え方や取り組み方の違いが生じがちだった私立型、適性型の生徒たちの間の壁が取り払われ、クラス全体がまとまり、強い結束力が生まれつつあります」と入試広報部長の髙橋正教諭は語る。