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聖学院中学校
男子校

思考力ものづくり入試での作品
世界で自ら輝き、他者をも輝かせる
人間力と思考力を備えた国際人の育成
[ この記事のポイント ]
子どもが目を輝かせ「楽しかった!」と話す「思考力ものづくり」入試。
30年以上続く糸魚川でのファームステイで得られる人間的な深み。
独自の海外研修プログラムで、世界で活躍するための国際感覚を磨く。
能動的に学ぶ力を伸ばすために 思考力ものづくり入試を実施
聖学院では5年前からアクティブラーニングやICTの導入をはじめ、発信力、思考力を鍛える課題探究型の総合学習を取り入れるなど、カリキュラムを21世紀型にシフトしてきた。これに合わせ、思考力型の入試を導入。2年前からは、これを発展させた形の「思考力ものづくり入試」もスタートさせた。
これは、80分間で与えられたテーマに沿った作品を2つ、レゴブロックで作成。さらにそれぞれの作品の説明文を150字程度で書くというもの。1人の受験生に対し5人の教員が独自のルーブリック表を用い、6つの分野で評価する。「ある塾の先生から聞いた話ですが、本校の受験から戻ってきた子どもが目を輝かせて『おもしろかった』といったそうです。普通は入試が終わると『疲れた』『難しかった』というのにどうしてなのでしょうと不思議がられました」と清水広幸副校長。この入試で入学した生徒の数はまだ多くないが、積極性がありリーダーシップを発揮する傾向があるという。もちろん、同校でもそれを期待している。