報徳学園中学校
男子校

中1生全員に一人一台タブレットを配付
学びの中身が一段とグレードアップ
自らの可能性に次々出会える充実の6年間
[ この記事のポイント ]
“スポーツの盛んな進学校”といったフレーズがぴったりの文武両道を地で行く伝統校。特に、運動部の活躍によって「報徳=スポーツ強豪校」のイメージが浸透しているが、進学面においても県下屈指の実績を誇っている。今年度からはコースの中身を改変。さらなる深化、バージョンアップを図っている。
個々の良さを活かす尊徳の教え 各分野でベストを尽くせる人に
建学の理念は、二宮尊徳の教え「徳を以て徳で報いる=以徳報徳(いとくほうとく)」。徳とは人が持つ“良さ”。勉強やスポーツの能力等、己の徳を活かし、それぞれの分野でベストを尽くせる人づくりを実践している。実際、プロアスリートの卵から難関国公立大学を目指す者まで、同じ教室で机を並べ、勉強にクラブに切磋琢磨する姿がある。それぞれの優れた才能を発見し、磨き上げることが報徳教育の基だ。
また、大学入試改革に備え、新しいプログラムを導入。ICT教育推進室長の新庄教諭は「今年度の中1生全員にタブレットを配布しました。毎日の授業や宿題だけでなく、グループ学習やプレゼン、スケジュールの管理、保護者との連絡等に活用しており、早くも必携のツールになっています」という。