清風中学校
男子校

文武両道を目指し豊かな人間性を育むクラブ活動
学力向上と豊かな人格形成を両立
清風教育の根幹は“人づくり”にあり
[ この記事のポイント ]
『徳・健・財』を身に付け、社会のすべてから『安心・尊敬・信頼』される人材を育成する。これこそが同校の揺るぎなき教育方針。自分を高めることで、人のお役に立つ『自利利他』の生き方を“福の神コース”と称し、人づくりに主眼を置いた教育をベースに、これからの社会を生き抜く力を育んでいく。
社会で必要とされる人へ 豊かな心を育む教育アプローチ
毎年、旧帝大や国公立大学医学部医学科へ多くの合格者を輩出しており、進学実績面での評価は高いが、それ以上に保護者の関心を集めるのが徳育面。「勉強はとても大切ですが、すべてを切り落として受験だけというのではなく、建学の精神に則った形で、私たちがどのような人物を育てようとしているのか、ぜひそこに注目して頂きたい。進学実績にも当然こだわりますが、清風教育のベースにあるのは、あくまでも人間教育です」と平岡宏一校長は言う。
たとえば、毎日欠かさず行う朝礼。中高合わせ約3000名の全校生徒に、いつまでも心に持ち続けて欲しいと願うメッセージを校長訓話として発信し続けている。日々、訓話を耳にすることで勉強に向かう姿勢や日常生活の行動に変化が表れてくる生徒も多い。他にも、学校から高野山まで30時間かけて歩く「高野山100km歩行」をはじめ、中学3年間で約60もの学校行事を実施。また、クラブ活動にも力を入れており、多彩な経験や様々な取り組みを通して自制心や努力の大切さ、人との関わり方等を学ばせている。