金光大阪中学校
共学校

中1からオールイングリッシュの授業を実施
基礎から確実に積み上げられる指導体制
英語、数学がますます好きになっていく
[ この記事のポイント ]
「人はみな等しく神の氏子である」という金光教の教えにもとづき、「すべての人に与えられている個性を生かす教育の場を願う」――これが建学の理念。「きめ細かな学習指導」「少人数制での人間形成」「使える英語力を養成」を柱に、『世の中のお役に立つ人間育成』を中高一貫6年教育で実践している。
4技能すべてでレベルアップ 「使える」英語力を確実に習得
中学3年間は全員が「英数コース」で、文系・理系に共通する基本科目の基礎学力を高めるカリキュラムを構成。特に、英語教育においては大学受験のみならず、実践で「使える英語」であるべきと、多方向からのアプローチを通して4技能の確実な習得を目指す。
独自で多彩なプログラムを展開しているが、基本はもちろん授業。毎日1時間日本人教員が「読み・書き」の文法力を、また週2時間ネイティブがオール英語で指導にあたり「聞く・話す」の上達をサポート。二方向から英語力を磨いていく。さらに“英語に慣れ親しむ”を目的に、毎朝15分間NHKラジオ講座を教材にした「ET(イングリッシュタイム)」を設定。このように、英語に触れる機会が毎週10時間も設定されている。他に、原稿作りから手掛けるスピーチコンテストや中1から全員がTOEIC Bridgeに挑戦。総合的な学習の時間で行う「L&T」は、中3が英語を使ったゲーム・イベントを企画し、下級生と一緒に楽しむユニークなプログラムで、リーダーシップやチームワーク等も養っていく。
そして、これらの集大成が中3でのニュージーランド1ヶ月留学だ。一人一家庭のホームステイ形式で、1ヶ月間現地で過ごす。英語力を試す場であるとともに、生きる力を付けるのも留学テーマのひとつ。家庭や通常の学校生活から離れた状況で、様々な経験を重ね生徒は逞しくなって帰ってくる。さらに英語力を磨きたい生徒は、高校生に混じり“模擬国連プログラム”に参加することも可能。「国際社会に関する知識や専門用語が必要で難易度も高いですが、達成感も大きく、みんな積極的に活動しています」と英語科の三幡先生。グローバルな視野、人前で意見を述べる表現力の習得も合わせて支えていく。