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仁川学院中学校
共学校

建学の精神「和と善」を見事に表現したキャンパス
キリスト教を背景にした落ち着いた環境
選択肢を広げる新しい取り組みに期待
[ この記事のポイント ]
全国でも数少ない男女共学のカトリック・ミッションスクール。平成22年に現コース制がスタートして以降、順調に進学実績を伸ばしてきたが、3年後の新大学入試制度や進路希望の多様化を背景に、来年度よりコース設計を一新。行事や体験型の学びを通して、自身の可能性に出会いながら進路を固めていく。
精神的な支えによって心が安定し、静かな環境でしっかり学べる
キリスト教カトリックの修道会「コンベンツアル・聖フランシスコ会」の創設者・聖フランシスコと、その教えを日本に伝えたアウシュビッツの聖者・コルベ神父。二人の聖人をルーツに持つカトリック・ミッションスクールだ。建学の精神「和と善」は、人とのなごみを意味する「和」と、神から贈られた「善」を多くの人々と分かち合う心を指す。つまるところ、人間愛に満ちた希望と喜びに包まれた人生を過ごすための心の持ちようを表現しており、キャンパス全体からもその精神性を感じることができる。
日々の宗教朝礼や宗教行事等で使用されている講堂には、仁川学院教育の象徴でもある聖フランシスコとコルベ神父の像やキリスト像、聖母マリア像のほか、荘厳な音を奏でるパイプオルガンがあり、視覚・聴覚をはじめ、五感を揺さぶる様々な仕掛けによって、神への愛や隣人愛を説くと同時に、感受性にも磨きをかけていく。このようなロケーションが“精神的な支え”となり、多感な思春期真っ只中にありながらも、常に心の安定を図ることができる。生徒も一様に落ち着きがあり、集中力が保たれた授業はとても静か。安心して学校生活を過ごせる環境が整っている。