奈良学園中学校
共学校

2009年に建てられた新校舎は生徒のプランを基に設計
見事なまでの環境をフルに活かし、
「進学力」と「人間力」をバランス良く育む
[ この記事のポイント ]
キャンパスの敷地面積は甲子園球場の約3.5倍。風光明媚な矢田丘陵に広がる豊かな自然環境を教材にしたユニークな取り組みも数多い。都心から離れたイメージにも映るが、実はJR天王寺駅から教室まで約50分と意外に近く、大阪からの通学者も全体の約1/4近くを占めているほどだ。
第一志望校の合格切符を掴み取る 確固たるカリキュラムと指導体制
最新の大学進学実績では、東大4名・京大13名・阪大14名が合格。国公立大学の医学部医学科には10名、その他の国公立大学には合計で144名が合格を果たした。この数値が表す通り、奈良県下屈指の進学校として広く知られている。
「私たちの強みは、大きく3つあります」と松尾校長。「まず一つは、本当に良い先生が揃っている点です。専門教科に力があり、日頃から勉強に限らずあらゆる面から生徒の成長と向き合ってくれています。二つ目は豊かな自然に囲まれた素晴らしい環境に学校があること。三つ目は、施設や設備がとても充実しているところです」。
8年前に完成した現校舎は、建物全体に生徒たちの意見や想いが至る所に反映されており、とても過ごしやすい空間レイアウトとなっている。さらには理科の実験棟、柔道場や剣道場、卓球場や人工芝グラウンド等の体育施設も完備。学校見学に訪れた保護者から「こんな環境で子供を学ばせたい」といった声が聞こえてくるほどだ。