明星中学校
共学校

セブ島短期留学で実践英語を集中的に学習(中3)
学校改革の成果で伸びる生徒に応え 高校にスーパーMGSコースを新設へ
[ この記事のポイント ]
中3全員がセブ島に留学。年々充実し効果が明確に。
大学や企業との連携でプレゼン力が大幅にアップ。
改革が進化・深化を遂げ、より高度なコースを新設。
帰国時のスコアが3倍UP
3年目で進化するセブ島研修
明星は、16年に「MGS(明星グローバルサイエンス)クラス」と「本科クラス」の2コース制を採用した。教育の目標を明確化し、MGSクラスはグローバル社会における次世代リーダーの育成を、本科クラスは一人ひとりの夢の実現をバックアップ、21世紀を支える有用な人物を育成するため、様々な改革や取り組みを行ってきた。
その大きな柱の一つが中3全員参加のフィリピン・セブ島への1ヶ月の語学留学プログラムだ。1日6時間の英語による授業、歴史・文化体験など充実した内容となっている。「年を追うごとに、一つひとつのプログラムをブラッシュアップさせています。例えばオンライン英会話など事前学習の充実、対象学年のウイークポイントとストロングポイントを分析した上でのオリジナルテキストの準備といったものです。その結果、昨年度は出国時と帰国時のスコアを比較すると3倍もレベルアップしたのです。MGSの生徒はもちろんですが、本科の生徒の伸びしろの豊かさに驚嘆しました」と入試広報室長を兼任する中村賀一教頭は話す。さらに英語で得た達成感は、帰国後、他の教科にも影響し、すべての教科で学習意欲が上がったという。「高校でまた留学したいと目を輝かせる生徒が大勢います。特にホスピタリティ溢れるフィリピンの高校生との交流は、大いに刺激になったようです」と中村教頭。MGSの希望者を対象に高1で行われるボストンリーダーシッププログラムでの様子を、先輩が英語でプレゼンテーションするのを聞いて、中学生はなおさら意欲をかき立てられるのだという。高校では他にもカナダ、オーストラリア、アメリカ、フィリピンなどへの3ヶ月のターム留学や1ヶ月の短期留学など、多彩なプログラムが用意されている。