明星中学校
共学校

「変化を実感します」と話す畠山校長
着実な成果を上げつつある学校改革で
国際社会の新たなリーダーを育成する
[ この記事のポイント ]
世界のリーダーを育てる「明星グローバルサイエンスクラス」。
全員参加の1か月間海外研修ではマンツーマンで英語脳を鍛える。
タブレットや電子黒板を活用した参加型授業を推進。
高い目標を持った生徒を確実に自己 実現に結び付ける特進クラスを設置
90年の歴史を持つ明星中学校の建学の精神は、「和の精神のもと、世界に貢献する人を養成する」である。その伝統を時代に合わせて進化させ、現在は、一昨年に就任した畠山武校長によって新たな改革が進められている。掲げる教育ビジョンは、「グローバル時代に対応した『活躍力』を一人ひとりに身につけさせる。」というものだ。
目玉となるひとつが平成28年度から新設した特進クラス「明星グローバルサイエンスクラス(MGS)」である。ここでは最難関国公私立大学や海外大学合格をめざし、世界で活躍できるリーダーを育成する。30数名を本科とは別枠の試験で選抜、4クラスのうちの1クラスを占める。
「2年から3年に進級する際に学力やモチベーションが低い生徒は本科に変更となりますし、逆に、本科の成績優秀者は中3からMGSに移ることもできます。それにより、どちらの生徒も意識が高まってきました。」と畠山校長は話す。