淑徳巣鴨中学校
共学校

ホームステイを中心とした充実の海外プログラム
創立100年を経て新たな時代へ 〝気づき〟の連鎖が力と心を豊かに育む
[ この記事のポイント ]
1.主体性を持った学びを促す多彩な探究型学習プログラム。
2.英語をツールとして世界を理解するためのグローバル教育。
3.豊かな人間性を育む〝ほめる教育〟と文武両道。
3つの柱を中心にして
一人ひとりの気づきをうながす
2019年に創立100年を迎えた淑徳巣鴨中学校は、「感恩奉仕」の校訓をベースに、一昨年度就任した夘木幸男校長のもと、他者への共感力や思いやりの心を育み、知的好奇心や学習習慣を身につけるべく、より一層の進化を続けている。
これからの時代に世界を舞台に自らの可能性を切り開いていけるよう、最も重視しているのが「気づきの教育」という考え方である。
「仕掛けはさまざまあります」と石原克哉入試広報部長。「主体性を持って取り組むことで自らの可能性に気づき、その上で新たな取り組みに向かえばまた別の気づきが生まれる。そうした気づきの連鎖こそが重要と考えています」
以前から効果が高かったプログラム等ももちろん続けている。それらを気づきの教育という統一的な考え方に組み込んで2年。今は徐々にその成果が現れている段階だ。
クラスは東大を始めとした最難関大学をめざすスーパー選抜コースと、有名私大をめざす特進コースに分かれるが、それも一人ひとりの気づきと、それによる目標意識の変化に柔軟に対応するためである。
気づきの教育には3つの柱があるという。①思考力・判断力・表現力を育む探究型の学び、②世界で活躍するための素養を身につけるグローバル教育、③豊かな人間性を育む行事や部活動である。