武蔵野大学中学校
共学校

世界トップレベルのMIT( マサチューセッツ工科大学)で行われた海外短期研修 「アントレプレナーシッププログラム」に参加した生徒たち
チャレンジが合言葉 考え、実践することで次のステージへ進化する
[ この記事のポイント ]
体験型のLAMで自分の可能性を広げる
19年4月、武蔵野女子学院中学校・高等学校から校名を武蔵野大学中学校・高等学校へ変更、共学化して以来、「まるで違う学校に生まれ変わったようだ」と評価が高まっている同校。前年に学校改革の手腕を見込まれて着任した日野田直彦校長による「世界標準の教育」の導入・実践とチャレンジ精神が、今や学校全体に浸透している。
例えば、昨年度からスタートしたLAM(リベラル・アーツ・ムサシノ)」は、実社会での活用を念頭にした体験型授業だ。毎週土曜日の3、4時間目を使って高1を対象に行われている。次年度は「哲学対話」、「ウェブデザイン」、「ロボット工学」「能楽」「社交ダンス」「ヒューマンビートボックス」など前期・後期それぞれ全10回ずつの講座が開講される。「興味のあることだけでなく、全然興味のないことにもあえてチャレンジし、視野や可能性を広げてみないか、と生徒に話しています」と企業と共同で授業開発にあたった入試広報部副部長の野澤清秀教諭は話す。