桐朋女子中学校
女子校

アドバンストコースの授業の様子
分析力と表現力を育む言語技術教育 多様な個性が花開き外資系トップも輩出
[ この記事のポイント ]
1.英語4技能のスキルを生かせる新入試制度が本格始動。
2.論理的思考力を伸ばす「デュアル・ランゲージ・プログラム」。
3.英語と日本語で発信する力をつける中3・高1の言語技術教育。
「Creative English入試」で英語教育がパワーアップ
19年度より「Creative English入試(CE入試)」を導入した桐朋女子。一定の英語力を持つ受験生を対象とした英語一教科型の試験だ。英語を聞いたり、読んだりした上で、自分の考えを英作文にまとめる約30分間の準備課題に取り組んだのち、試問官と英語で質疑応答を行う。
CE入試の導入に伴い、英語の授業にアドバンストコースを新設。CE入試や帰国生特別入試での入学者の他、英検3級以上の英語力があればこのコースで学ぶことができる。初年度は約20名が2クラスに分かれて学習している。教材として、発展的な学習内容を含む「New Treasure English Series Stage2」と検定教科書を併用。中1の早期から英作文や口頭での英問英答などが行われ、英語力を引き上げる授業が展開されている。外国語科の小林春奈教諭は「本校では4技能をバランスよく学習することを大切にしています。特にアドバンストコースでは、皆がそのことを理解して前向きに取り組んでいます」と語る。