東京純心女子中学校
女子校

3ヶ月留学:キャロラインチザム校のクラスメイトたちと
「タラント発見・発掘型」「適性検査型」
受験で得た力が探究型学習と留学で進化
[ この記事のポイント ]
1.「タラント発見・発掘型試験」の導入で生徒同士の結束力が向上。
2.「学び方をまなぶ」授業で探究型学習の基礎が身につく。
3.オーストラリア姉妹校への「3か月留学」で国際的な視点を養う。
「タラント型入試」の導入でクラスの結束力が強化
2017年から「タラント発見・発掘型」受験を導入した東京純心。小学生時代に一つのことに集中して取り組み、キラリと光る才能や個性を持つ子どもを対象にした入試で、昨年は3名が純心生の仲間入りを果たした。「タラント型の生徒はコミュニケーション能力が高く、生徒同士をつなげるまとめ役的な存在になっている」と語るのは、入試広報部長の髙橋正教諭。「提出物が遅れている子にさりげなく声をかけたり、相手の気持ちを考えて前向きにフォローしたりするなど、教室内では影の副担任のような役割を果たしてくれている。従来の私立型、適性検査型の生徒の間に生じがちだった壁も取り払われ、クラス全体に強い活気と結束力が生まれている」という。