神戸海星女子学院中学校
女子校

落ち着いた佇まいの伝統ある校舎
自分を見つめ、他者を愛する
キリスト教の精神から学ぶ生きる力
[ この記事のポイント ]
カトリックの宣教師であるフランス人シスターにより1951年に設立。キリスト教の精神を基盤に、豊かな心を育む全人教育を実践。一方、5年以上連続で国公立大学に60人超、京都・大阪・神戸等を含む医学部医学科へ20人超が合格。進学面での実績を高めており、心の成長から学力向上まで保護者の信頼も厚い。
「真理と愛に生きる」3つの心 将来にわたる価値観を醸成
中学・高校時代は、自己と向き合い、たくさんの友人と出会いながら、人間力を高める大切な時期。そのなかでカトリックの教えに基づき、「自分を見つめ祈る心」「人のために自分を役立たせる心」「異文化を理解する心」の3つの心の成長に重点をおき、自己を愛し、他者を理解し、共に協働し成長を目指す姿勢の定着を図る。
朝終礼時に行われる「祈りの時間」は、その取り組みのひとつ。心を落ち着かせ、自分自身と向き合い、良い面も悪い面も受け入れる寛容な心を培う。日々、これを重ねることで次第に自己肯定感が生まれ、どんな状況でも向上心を持ってチャレンジできる「生きる力」が備わっていく。社会奉仕活動(ボランティア活動)を通して、「人の役に立つ喜び」を実感できる福祉教育も盛んだ。
外国語教育及び異文化理解教育として、高1でオーストラリアの高校との交換プログラムを隔年で、高2でフランス修学旅行を行っている。今年度はコロナ禍により、リモートでの交流等を検討している。キリスト教や語学学習など、異文化に触れ合う機会がスクールライフの随所にあるため、自然とグローバルマインドも醸成されていく。