日本大学豊山中学校
男子校

授業・部活動で使用するプール
多様な生徒が集う学び舎で
互いに切瑳琢磨して大らかに成長
[ この記事のポイント ]
1.オリンピックを狙う生徒もいる多様性に富んだ学び舎。
2.最先端のICT教育と紙による地道な朝テストを併用。
3.日本大学の推薦権をキープしつつ国公立に挑戦も可能。
サッカーの日本代表選手高2で起業した生徒などが在籍
日本大学豊山は、16学部87学科を有する総合大学、日本大学への進学率が80%で、付属校の中でもナンバーワンを誇る。また、部活動が盛んで、25m10コースを備えた屋内プールや3層吹き抜け構造で冷暖房設備が整ったアリーナをはじめ、校内施設も充実している。さらに都心で駅近、通学に利便性があるといった様々なメリットに惹かれて、多様な生徒が同校に集まってくる。
例えば、競泳で全国大会に出場する選手、サッカーU16で日本代表の選手、フェンシングの世界大会に出場する選手など、オリンピックも狙える生徒が在籍。他にも起業した生徒や歌舞伎で舞台役者を務める生徒もいる。このような生徒たちが、ごく普通に同じ教室で学び、行事に参加する。多様性が尊重される雰囲気が、学校全体にあるのだ。「『強く正しく大らかに』が本校のめざす教育ですが、実際、そういう校風があると思います。世界レベルの選手の中には学校の部活動ではなく校外のチームやクラブに所属している場合もありますが、そういうことも一般の生徒たちはごく自然に受け入れています」と原田学・中学教頭は話す。