高輪中学校
男子校

高2の「海外学校交流」では、ファームステイも体験
行って、見て、触れて感じる五感教育 学校、日本、そして世界がキャンパスだ!
[ この記事のポイント ]
1.日本人としての教養を身につけ、世界へ。体験学習が充実。
2.参加率が高く種類豊富な部活動。他者と交わり社会性を育む。
3.英数国を補習で徹底サポートし、全体の学力レベルが向上。
日本の視点、世界の視点、広い視野を育む体験学習
高輪学園は、学習だけでなく、行事、部活も重視し、総合的な人間力を育むことをめざしている。「学校生活のすべてが教育であり、人との交流の中で人格と広い視野が形成されていく」と考えているためだ。それを支えるのが、教員の8割が専任という恵まれた環境である。普段の授業はもちろん、放課後の部活動や補習でも生徒一人ひとりをきめ細かくサポートできる。
また、日本の文化や世界の文化に触れ、五感を刺激する体験学習を盛んに行っているのも特徴だ。長野県上高地を訪れる中1の〈自然体験学習〉や、伝統的な産業や文化を体感する中2の〈農工芸体験学習〉で、日本文化への理解を深めていく。そして、中3の〈西日本探訪〉では、沖縄を訪問。生徒たちは語り部の戦争体験に衝撃を受け、実際に使われていた防空壕でその暗さを体感し、戦争の悲惨さや平和の大切さを実感する。さらに離島、伊是名島でのホームステイも行い、島民の方と触れ合い、さとうきびの収穫や釣りなどの島の暮らしを体験する。
このような体験学習の集大成が、オーストラリアを訪れる高2の〈海外学校交流〉だ。ファームステイや、現地の高校生との交流を通して、世界の文化を知るとともに語学の重要性を身を持って感じるのだ。また、現地で何を見るべきか、視点を助言し、日本との違いを見る目を養う機会にもしている。
「行って、見て、肌で感じることが重要。感情を伴う体験から、何が必要かを考えてもらいたいのです。外国の方と向き合う時、大切なのは、教養として日本文化を身につけていること。中3までの体験学習で日本の視点を養い、海外では自分の言葉で日本について語って欲しいです」と坂本正校長は語る。
さらにイギリス・サマースクールやアメリカ・サンタクルーズ・ホームステイ、長期留学希望者には、サンタクルーズ・モントレイベイ・アカデミーでの長期留学プログラムも用意されている。まさに世界がキャンパスである。