関西大学第一中学校
共学校

校舎全体に生徒たちの元気な声が響きわたる
たっぷり時間をかけた丁寧な教育
大学、社会で活躍できる素地づくり
[ この記事のポイント ]
校名にある通り、関西大学の併設校として根強い人気を誇る。同じ敷地内に幼稚園、高校、大学と多様な年代が通学しており、あちらこちらから聞こえてくる明るい笑い声に、キャンパスライフの充実ぶりがうかがえる。落ち着いた環境の中、丁寧な指導で一人ひとりの可能性を伸びやかに育てていく。
自由闊達なスクールカラー 思いやりの心を育む理想的な環境
創立は大正2年。関西大学併設校の中でも、特に歴史は古い。法律学校としてスタートした経緯から「正義を重んじ、誠実を貫く」を教育方針に掲げている。「ここで言う誠実さとは、思いやりの心と捉えています。将来、重要視されるのは、学力をベースとした人間力です。集団行動や5分前行動、はきはきとした挨拶など、学校で学ぶべきことを大切にした教育に努めています」と話すのは、蔭地校長。「知育・徳育・体育の高度に調和した人間教育」を標榜し、受験勉強に追い立てられることなく、のびのびと人間性を磨く時間をたっぷり確保できるのは、大学併設校ならではのメリットだ。
全国屈指のスクール規模を誇る関西大学。併設校を含めて、OB・OGは47万人を数える。各界で活躍する先輩と接点を持つケースが頻繁に訪れるため、社会でも“関大”の看板は強力な後ろ盾となる。ちなみに、蔭地校長も同校のOBだ。