奈良学園登美ヶ丘中学校
共学校

2019年度より就任した安井孝至校長
生きる力を養う体験×探究型学習
目指すは『伸び率、日本一の学校』
[ この記事のポイント ]
建学の精神「自ら生きて・活きる」の考えに基づき、主体性や積極性など“生きる力”を養成するため、 2008年の開校当初より体験学習を通したアクティブラーニングを実践。今年度は、一人ひとりがもっと自由に、広く、深く学ぶ「探究学習」の充実をテーマに、さらなるバージョンアップを図る。
自分を見つめ、将来を見つめる 体験を通して得る豊かな人間力
近鉄けいはんな線「学研奈良登美ヶ丘駅」より徒歩8分。梅田駅・京都駅から最短48分。約40%が県外から通う、明るく穏やかな学校だ。
教育目標は「和の精神」「逞しく生きる力」「科学的に物事を見る力」の習得。これらをトータルで身に付ける学習として体験を重視し“調べる・考える・まとめる・発表する”を日常の学習シーンで実施している。この一連のプロセスにより、課題発見力やコミュニケーション力を養っていく。
現在、同校では『子どもの伸び率日本一の学校を目指す』というスローガンを掲げている。「どの子も“分かりたい、知りたい、伸びたい”という想いは同じです。大切なのは、最初から学ぶ分野を狭めてしまわないこと。様々な体験を通して自分の資質に気付き、目的意識を持って学習を進めて欲しいですね」と話す安井校長。その言葉を体現するように、今年度より探究学習の導入、海外研修のアップデートなど、学校全体で新たなチャレンジを推進している。