東洋大学附属姫路中学校
共学校

カナダの大学での課題解決型プログラム(PBL)
「考えるを、学ぶ。」充実した6年間
物事の本質を捉える生きる力を養成
[ この記事のポイント ]
東洋大学の創立者・井上円了の理念「諸学の基礎は哲学にあり」の下、姫路市内初の男女共学中高一貫校として2014年に開校。「考えるを、学ぶ。」をスローガンに確かな学力と豊かな人間性を育む独自のプログラムを展開。今春、中高一貫コースの第一期生が卒業したが、その合格実績に教育クオリティが現れている。
難関国公立大学への合格者多数 偏差値が20以上アップした生徒も
今春、中高一貫コースで学んだ第一期生44名が卒業。基礎学力の定着から丁寧に指導を重ねた結果、その進学実績は驚くべきものとなった。具体的には、最難関大である東京大学をはじめ旧帝大の名古屋大学、国際教養大学などに推薦入試で合格。一般入試では大阪大学、岡山大学、広島大学などに合格するなど、国公立大学への合格者も多数。素晴らしい成果を出した。
教育における最大の特徴は、豊富な学習時間と、一人ひとりを大切にする手厚いサポート。中学入学時からの偏差値の推移を見ると、15以上アップが7人、20以上が4人と、著しい伸び率を示した生徒が続出。確かな学力養成を実現している。向学心を喚起し、豊かな人間力とコミュニケーション能力を育む「キャリア・フロンティア」「国際交流プログラム」の効果が実を結んだものと言える。緻密に考え抜かれたプログラムを通して、先を急がずじっくり学び、個々の可能性を見出していく、その教育内容について見ていこう。