インタビュー

<女性リーダーの育成3>
女性が活躍できる組織でイノベーションを起こす
リーダーに求められるのは意識改革の第一歩

更新日 : 2020/08/26

株式会社リノパートナーズ 代表取締役 細木聡子 (ほそきあきこ)

<PROFILE>
 筑波大学卒業後、NTTに入社。一度は「管理職に向かない」と評価されるがリベンジし管理職に。自分らしさを大切にしたマネジメントスタイルで部下から支持を受け、残業0で成果2倍を達成。さらに社員約500名のSE部門の人事・育成課長に就任。10年の管理職経験を経て、2018年人材育成コンサルティング会社・㈱リノパートナーズ設立。これまで延べ1200人の人材育成に携わる。NTTでの経験で培った独自のマネジメント法をベースに女性リーダーを育成する専門機関「しなやかリーダー塾」を開講し塾長を兼務。

 少子高齢化に伴い深刻化する人材不足の波。第4次産業革命がもたらす新たなビジネスモデルの創出。いま日本の企業は、時代に寄り添う新たな在り方を探る地点にいる。そのロールモデルとなる経営手法、「ダイバーシティ・マネジメント」とは? そして時代が求める新たなリーダー像とは? 人材教育コンサルティング会社社長・細木聡子氏に話を伺った。話題のシリーズ〈企業における人材教育〉第3弾。

多くの会社経営者が抱える悩み 「人の動かし方がわからない」

 最近よく寄せられる相談内容があります。それは「人の動かし方が分からない」というもの。特に男性管理職の方が〝女性の活かし方〟について悩むケースが多いですね。女性のモチベーションを高め、その能力を最大限発揮してもらうためにはどうすれば良いか、と。そのような声が目立つ背景には女性の活躍推進が活発化していることが挙げられます。

 性別だけでなく、働く人々のスタイルも実に多様化しています。例えば一昔前までは、湯水のごとく時間を使い、仕事に没頭する姿勢を良しとする風潮がありました。しかし現在は限られた時間の中で効率的かつ効果的に成果を生み出すことを重んじる就労スタイルが注目を集めています。勤務時間以外のプライベートタイムも充実させたいという考え方ですね。または子育てや介護のため、元々時間に制約のある人もいます。そのほか、報酬に価値を置く人、仕事内容を重視する人、雇用形態、国籍や宗教の別など、働く人の数だけそれぞれの事情がある。一企業の中に多種多様な背景をもった人材が混在する今、人の動かし方に悩む人が増えていることも頷けます。これからは社員一人ひとりのニーズを満たし、多様性(ダイバーシティ)を活かすことで生産性を高める経営手法、つまり「ダイバーシティ・マネジメント」への進化が不可欠な時代に突入しました。

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